小 山田マキ リハビリ工作室2
第2夜 顔の改造1
さて、小山田マキ リハビリ工作室 第2夜です。
まず、前回複製した
セメダイン社の
木工用エポキシパテ製の頭部を整え
顔のベースを仕上げます。
そして、設定画やら、劇中のシーンから、
横顔、正面、斜め顔を模写し
OHPシートにコピーしておきます。
まず、横顔から加工します。
OHPシート越しに、顔を重ね、
改造箇所を決めます。 顔とOHPシートは
目、口、アゴの線を目安に合わせます。
注)写真では、しっかり重ると解りづらいため、
あえて”ずらし”て撮影してます。
ベースとなる顔の、
鼻の付け根(目頭の部分)を削り、
鼻先をツンと上向きにすると
いい感じになりそうです。
鼻筋を削るときは、
流れを考え、
額から鼻先に向けて削ります。
こんな感じでしょうか。
宮崎キャラの特徴である
”(長めの)鼻と口の距離”
そのまま再現すると
(私の腕では)顔が間延びしそうです。
まずは、現状で 様子見ることにします。
(↑ ものは言いよう------大汗)
アゴはもう少し、
丸くした方が良いようです。
斜線部に木工用エポキシパテを盛ります。
とりあえず、こんな----感じ----かな?-----(ジト汗)
あとは、正面やら、斜め顔をみて、
アゴと口元 もう少し、調整必要なようです。
耳を新造します。
だいたいの形をパテ
(木工用エポキシパテ)
で造り、
鏡に写しながら、
左右の耳の形を調整します。
正面や、下から見ると、
耳の形や付き位置、
ずれてました-----(大汗)
鏡に写しながら、
再調整します。
最後に、美術のデッサン書などで、
実際の耳の形と照らし合わせて、
耳の大元の形が決まりました。
次に、顔の中心に線を引き、
鼻と顎を整形します。
鼻筋はこんな感じでしょうか
次にアゴを細くします。
アゴの骨の形を意識しながら、
少しずつ、ヤスリで削ります。
絶えず、鏡に写しながら
アゴの左右のバランスを見ます。
アゴは、こんな感じかな?
----写真で見ると-----
まだ少し曲がってますね-----(ナイアガラ汗)
宮崎キャラの代表として、
ナウシカの横顔と比較してみます。
口元から→アゴ→首へのラインは
もう少し柔らかな、
ふっくらとしたラインにしたほうが、
良いようです。
(修正は次回----m(_ _)m)
耳の中の形は、ナウシカを参考にし
鉛筆で下書きし、
鉛筆の線に沿って
彫刻刀の三角刀で削り
彫刻刀の丸刀(小)を用いて
ディテールを彫ります。
現状は、こんな感じ------
-----って、誰やねん!あんた?
宮崎キャラに成ってませんがな-----(涙)
次回は、目の整形と、横顔の修正
ならびに斜め顔(頬)の整形です。
------つづく-----
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