maru1/6 ラムダ製作記

VOL.2 下半身、フレーム編 --------1/4




早いものでラムダ製作記Vol.1から、
約3ヶ月経ってしまいました。
やっと、ラムダ製作記Vol.2の完成です。
(相変わらずの 形になった程度ですが−−)

今回は、同じ部品を多数、ひたすら作り続けるという、
内職のような地味−な作業でした。
さて、どの様な結果となりましたか、ご覧ください。


1/6の大スケールということで、
重量もかなりの物になると予想されます。
今回も図面を引いてからの製作です。
全体の構造は本体を支えるフレームと、
外装の2重構造になります。
フレームは金属製とし、
アーマチュアと考えて機能重視にします。
各関節はネジ止め式としました。
外装はいつものように、プラ板です。

まず足です。キャタピラ状の足は、
片側で6つの関節パーツからなります。
ひたすら地味な作業となります。

脚部フレーム切出
Fig.2−1(a) 脚部フレーム切出

まず一番面倒そうな、
脚部フレームから作ります。
 パーツは0.8mmアルミから切り出します。
カッターとPカッターで傷をつけ、
バイス(万力)で固定し 折り切ります。


脚部フレーム
Fig.2−1(b)  脚部フレーム

全パーツ数は40枚。
片側0.8mmアルミ板の2枚重ねとします。
左側の治具を用いて、
切り出したアルミ板の整形、
穴あけをおこないます。アー地味。
 しかし、同じ形のものが多数並ぶと、
妙に嬉しい私でした。


脚部副フレーム 脚部副フレーム2
Fig .2−2  脚部副フレーム

次はサブフレーム。
 これは プラ板の箱組みです。
同じ形状を多数切り出す場合、
写真左のように、
M2かM3のボルトで、
切り出したプラ板を重ねて、
 ヤスリで整形すると形がそろいます。
このバーツは 5mmプラ角棒から作ったほうが、
 数倍楽でした----(反省)





脚部フィン 脚部フィン
Fig . 2−3 脚部フィン


次に、足フレームにつく、
フィン状の部品の製作です。
この部品は脚部フレームと、
足外装をつなぐ部品です。
1.2mm と1.0mmのプラ板を積層して作ります。
 一方には 0.8mm アルミ板を2枚積層したものを入れ、
両端にM2のメネジを切り、
ナットの代わりにします。
 さらに フィン中央にも穴をあけ、
M2のメネジをきります。
  ヤスリで断面形状が対称翼型になるよう、
削り出しました。
フィン状の部品は3種類あり、
2つ1組で12組み造ります。
え?「なぜ、原型を造って、キャストコピーしないのか?」
 所帯を持つと、
趣味にはあまりお金をかけられないんです−−−(涙)
型取用シリコーンとプラキャストは、
高価なので、我慢しました−−−(滝のような涙)

脚部フレーム Assy.
Fig .2−4 脚部フレーム

ここまで造った部品を組み合わせると、
 こうなります。
下側が、造った部品。
上側が組んだ状態です。
部品は全てねじ止めです。
向かって右側が足首になります。
  足首は、可動のクリアランスを得るため、
 伸縮式にしました。




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