maru1/6 ラムダ製作記

VOL.2 下半身、フレーム編 --------2/4




股関節
Fig .2−5  股関節

股関節はアルミ板では強度不足なため、
2mm厚の鉄板( ボンテ鋼板)です。
これも、下側が、造った部品。
上側が組んだ状態です。
板金は、鉄切ノコでキコキコ、
ヤスリでガシガシと手加工しました
(休日が半日 つぶれますが、
達成感がたまりません)。
直径15.87mmの真ちゅう球を使用し、
マルチ可動します。


足
Fig . 2−6  足

足です。
 当初、「板一枚に関節でいいやー」
 と考えていましたが、
ラムダの資料を入手すると、
「指も造りたい!!」と、作ってしまいました
(あーあ、完成後、見えないのに)。
モデラーの悲しい性です
( SYUさん 資料、ありがとうございました)。
製作は、6mm角のアルミ棒と、
0.8mmアルミ板の積層です。
アルミの積層は0.8mmアルミ板を、
セメダイン社のスーパーX で接着しました。
セメダイン社のスーパーXは、シリコン系。
ほとんどの材料を強力に接着します。
スペーサーにはプラ板、
外径8mm(内径4mm)×長さ10mmの、
真ちゅうスタットを使用しました。
足首の関節には、
直径10mmの真ちゅう球に穴を開けて使用。
ただ、直径10mmの真ちゅう製球を関節に使うと、
本ラムダでは、保持力がやや弱いです。
  これも全て手作業で、
 キコキコやりました。
組み上げた姿を見ると、
「あー やっぱり造ってよかったー」


腰関節
Fig . 2−7(a) 腰関節

腰は、ベースとなる1.2mm アルミ板、
直径20mmの真ちゅう球、
軸受けとなるアルミ板、M4ネジからなります。
腰関節となる真ちゅう球は、
しっかり上半身を固定できるよう
 大き目の直径20mmとしました。
(腰は本当に大切です)。
アルミの軸受も0.8mmアルミ板の積層としました。
この方法、厚板を加工するよりはるかに楽です。
下にあるのは、マスターとなるアルミ板です。


腰ベース
Fig . 2−7(b) 腰ベース

腰関節をベースに取り付けました。
腰のベースは、1.2mmプラ板と一緒に使用するため、
厚みをそろえて、
1.2mmアルミ板を使用しました。
アルミの切り出しは、
カッターでとPカッターで傷をつけ
 ペンチではさみ 力技で折切っていきます。
  周りにあるのが、折り取った残骸です。
あ〜 相当苦労してます。



骨盤 骨盤組立
Fig . 2−8 骨盤

骨盤です。
こちらは直径15.87mm真ちゅう球と、
10mm アルミ板、
真ちゅうパイプ各種で出来ています。
本ラムダは自立する設計です。
(ただし、金属部品の多用で、
日々増加する本体重量に、
いつまで、自立可能か 怪しいかぎりです)
当初 骨盤は、もっと単純な構造だったのですが、
「ものがでかいので、万が一倒れたら、
周りに多大な被害をもたらす」ことに気づき、
急遽10mmアルミを骨盤とし、
各所にM5のメネジを切り、
骨盤の1点でベースに固定できるようにしました。
(右側の写真 骨盤に開いている穴が、
M5のメネジです)
これで、ロボット形体、飛行形体、
 どちらも骨盤のM5メネジを使用することで、
ベースに、1点支持で安全に固定できるようになりました。 
(ということは、専用ベースも 金属加工で 作らないと-----)。
加工は、休日に、万力で固定し、
鉄切ノコでキコキコ、ヤスリでガシガシやりました。
半日くらいで完成します。
(注 2日後、筋肉痛がやってきます。
おっさんの悲しいところです)。
  穴あけは、知人のボール盤を拝借、
ついでに、真ちゅう球にも、穴を開けます。

ちなみに このような加工を正式に工場に頼んだ場合、
金額の目安は大体
 (70円/分)×加工時間(30分刻み)
  というところでしょうか。

これで、下半身フレームの部品がそろいました。
組み立てると−−−−




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