1/6 ラムダ製作記
VOL.5(前)B ハッチ編-------------2/9
Fig. 5B-3(f) 精密ヤスリの加工
長穴の整形をするため
精密ヤスリの先端を
グラインダーで細く削りました。
裏側も折れない程度に
薄く削りました(喜)。
(↑貧乏人の知恵)
Fig. 5B-3(g) 化粧パネル スリットの整形
加工した精密ヤスリを用いて
長穴を整形します。
Fig. 5B-4(a) 枠(段差)の製作
2o角真ちゅう棒を使用し
ハッチ枠の段差を製作ます。
が、イメージが合いません。(TT)
2o×1.5oのサイズなら
イメージにピッタリなのです。
Fig. 5B-4(b) 枠(段差)の加工1
仕方なく、
1.5o×6oの真ちゅうフラットバーを用いて
こんな治具を製作しました。
2o角真ちゅう棒を治具にはめ込んで
厚みを1.5o(幅は2oのまま)に削る作戦です。
(最終的には、
ノギスで測定しながら微調整します。)
Fig. 5B-4(c) 枠(段差)の加工2
削った真ちゅう角棒を
こんな風に曲げ
Fig. 5B-5(a) 枠(段差)の取り付け
先に製作した
スリットを入れた化粧パネルに
直径1o(M1)のネジで 固定していきます。
Fig. 5B-5(b) 背面ハッチ 枠の完成
こんな風になります。
この部分のディテールは、
劇中でも、シーンによって
ころころ変わります。
そんなわけで、
一番製作しやすい形にしました(高笑)
Fig. 5B-6(a) 背面ハッチの製作
先に切り出した
背面ハッチを
0.5o厚の真ちゅう板に
置き換えます。
Fig. 5B-6(b) 背面ハッチ 形状
が、このハッチ
微妙な3次曲面を持っています。
そこで、
真ちゅう板に細工します。
Fig. 5B-6(c) 真ちゅう板の焼き鈍し
ガスレンジの炎で、
真ちゅう板を赤く熱し
水ですぐ冷します。
これは、”焼き鈍し”といって
真ちゅう材を、柔らかくする
熱処理です。
同様の方法で、
銅も柔らかくすることが出来ます。
鉄の場合は、上記の方法は
”焼き入れ”という
金属を硬くする熱処理なります。