1/6 ラムダ製作記
VOL.3(後) 上半身、フレーム編(外装の部)----------------補足
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ある程度形になったところで、
回転用の穴を後加工で開けます。
この穴は、(以前製作した)腕用フレームへの
取り付け穴でもあります。
穴は図に示した部品を基準にして
開けていきます。
で、何故、回りくどい方法で
穴を開けるかというと、
複数の手加工による部品を接着して、
1つの部品を造る場合
こうした方が、
少しでも高い寸法精度の部品
となるからです。
フラップと腕フレームは、
直径3oのネジ(M3)で結合します。
そこで、
ネジを通す穴は、
内径3o(外径4o)の
真ちゅうパイプを通し、
強度、耐摩耗性を向上させます。
まず、前述の真ちゅうパイプをカットし
(以下 ”ガイドパイプ”)
製作した部品にセット、
セットした”ガイドパイプ”の中心付近に、
ビンバイスを用いて穴を開けます。
直径1.5o→2o→2.5o→3o と
徐々に穴径を大きくしていくと
”ガイドパイプ”の働きにより
(基準となる部品に対して)正確な位置に
直径3oの穴が開きます。
次に、開口した、直径3oの穴を
直径4oに広げます。
ここでは、ドリルは使用せずに
工具を自作します。
(プラ板に開けた直径3o程度の穴を
ドリルで広げる場合、
結構芯がずれやすいのです)
別の真ちゅうパイプ(外径4o(内径3o)を用意し
パイプの内側を
カッターナイフで少しづつ削り、刃を付け
目立てヤスリでノコギリ状の刃に加工します。
つまり、簡単なホール ソーを作ります。
5oプラ角棒で製作した杖を付けて、
”穴開け工具”の完成です。
中心位置決め用の”センターパイプ”も用意します。
(一番下は、先に製作した”ガイドパイプ”)
実際の加工に入ります。
フラップに”ガイドパイプ”を再セットし、
”ガイドパイプ”に”センターパイプ”を
通します。
さらに、センターパイプに
”穴開け工具”をセットして、
グリグリと押しつけながら
”穴開け工具”を回すとを
このように、
真ちゅうパイプに
ピッタリの穴が開きます。
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