maru小 山田マキ リハビリ工作室6-2

第6夜 頭皮の再制作2/5


9 10


次に、石膏で型を製作します。

製作した頭皮の原型は
側頭部が逆テーパーのため
3分割としました。

原型の頂点にあたる部分には
溝を彫っておきます。

この溝は、
型に充てんしたシリコーンシーラントを
逃がすためのものです。

11

上図がシリコ-ンシーラントです。
(以下 シリコ-ンと呼ぶ)
これは、建築用のシーリング材であり、
ホームセンターで400円位で買えます。

12

専用のコーキングガン(150円位)を にセットして用います


13
14

牛乳紙パックの裏側をパレット代わりにして
シリコーンに着色します。

顔料はテンペラ画用の粉末顔料
(KUSAKABE製 ARTISTS' PIGMENT )を用います。
(画材屋さんで300円程度〜 で手に入ります。)


人形の肌に使用する場合は
ベージュ色のシリコーンを
ベースに用いるといい感じです。
量は、多めに作っておきます。

参考までに
他の顔料の場合も含めて
参考データとしてまとめると
以下のようになります

顔  料発 色シリコーンが固まったときの様子 総合評価
KUSAKABE製 ARTISTS' PIGMENT :良 好べたつきなし
Mr.カラー:良 好顔料を大量に使用するとべたつく
水彩絵具:良 好顔料を大量に使用するとべたつく
食紅(粉末):悪 いべとつきなし
総合評価  ◎:最良, ○:良, △:やや良, ×:不良

注1:上記表は あくまで参考データとしてください。
注2:各顔料の使用は、使用方法を守り、自己責任で行ってください。



15

ちなみに、
余ったシリコ-ンは
サランラップを密着させて
保管します。

注:それでも夏の場合、3〜4日で固まってしまいます
作業中に固まってまった場合は、
同じ様な色を再調合します----。





制作中の球体関節人形(メニュー)に戻る
ラムダ製作記に戻る
back next
home
inserted by FC2 system