1/6 ラムダ製作記
VOL.5(後)B ハッチ編-------------1/6
装甲ロボット兵 ラムダを作る
1/6 ラムダ製作記 ハッチ編の後編B です
頭部の
チャフ放出口 ハッチを
製作します。
ちなみに、チャフとは、
敵からのレーダーによる探知を
妨害するためのものです。
アルミ箔等の(金属)小片を
自機の周囲にまき散らし、
敵のレーダーを攪乱するものです。
劇中
宝石店襲撃後
空へ飛び立つラムダが
警官隊に”ルパンカード”を
ばらまくシーンで
使用しています。
Fig. 5CB-1 チャフ放出ハッチ 穴開け
丸いディテールのみ
入れていた頭部を
この様に、くり抜きます。
Fig. 5CB-2 ハッチの加工
ハッチを切り出します。
後の加工を考えて、
真ちゅう板より柔らかい、
銅板(0.5o厚)を使用します。
(一般に、銅板のほうが、
真ちゅう板より、柔らかいのです。)
Fig. 5CB-3(a) ハッチの熱処理1
さらに加工しやすくするため、
熱処理します。
ガスの炎で赤くなるまで加熱し、
Fig. 5CB-3(b) ハッチの熱処理2
水で、急激に冷やして
焼き鈍し完了です。
Fig. 5CB-4(a) ハッチと枠の曲げ加工1
まず、
彫刻刀の柄を用いて
軽く曲げます。
同様に製作した
ドーナツ状の0.5o銅板も
曲げます。
これは、
ハッチの枠になります。
Fig. 5CB-4(b) ハッチと枠の曲げ加工2
2つ組み合わせると
こんな感じです。
Fig. 5CB-5 枠の曲げ加工
ドーナツ状の枠は、
頭部外装に
セロテープで貼り付け
プラスチックハンマーで叩き
頭部外装と同じ形にします。
Fig. 5CB-6 ハッチの曲げ加工
ハッチは
先端が丸くなった金槌で叩き
全体に丸みを付けます。
Fig. 5CB-7 ハッチ組み合わせ
中央の部品も
同様に製作しました。
組み合わせると
こんな感じになります。
Fig. 5CB-8 ハッチ仮組
頭部に仮組しまてみます。
このハッチも
内側に開くと妄想しました。
航空機の先端でもある頭部に
設置された、チャフ用のハッチです。
空気抵抗やらを考えた場合、
開くのは、やっぱり-------
------内側ですね-------
------ということは、
開閉ギミックを
製作しなければ!!(喜)
Fig. 5CB-9(a) アームの切り出し1
ハッチの開閉用アームを製作します。
1o真ちゅう板を
切りだし。
ざっくりと整形します。
Fig. 5CB-9(b) アームの切り出し2
切り出した部品を
1o真ちゅう板にハンダ付けし
同一形状を作ります。
Fig. Fig. 5CB-10 ハッチの仮組
部品を仮組すると
こんな感じです。
Fig. 5CB-11 全体の構成
全体は
こんな感じの
構成になります。