maru 1/6 ラムダ製作記 

VOL.4(中) コクピット編-------------1/7



装甲ロボット兵ラムダ゙を1/6で製作する
ラムダ゙製作記(中)です。
今回はコクピット内のインテリア製作です。

アルミ板加工の前回とは変わって
プラ板加工がメインとなります。

そして、(比較的)小技集です-----(汗)。



本操縦席のインテリアは
基本的に、何らかのフレームが存在し、
そのフレームに、
板金製のパネルがネジ止め(またはリベット止め)
されているという概念で製作します。


最初に左サイドコンソールを製作します。
そして、本コンソールをディテール等々の基準モデルとします。

まず、前方のフレームを製作します。
ここは、劇中に比較的きっちり登場する部品です。

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Fig. 4B-1 左サイドコンソール フレーム(前)の切出

いつものように、
CADで製図した図面をプラ板に貼り、


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Fig. 4B-2(a) フレーム(前方) 加工

カッター、ドリル、ヤスリ等を使用し
切り出していきます。


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Fig. 4B-2(b) スリット(前方) 加工

細かいスリットは、
精密ドライバー(100円ショップで購入)を
研いで製作したノミを用います。
(↑貧乏なんです----涙)


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Fig. 4B-3(a) 左サイドコンソール フレーム(前方) 完成

こんな感じになります。


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Fig. 4B-3(b) 左サイドコンソール フレーム(後方)

同様に、後方のフレームも
プラ板から切り出します。

前後方のフレーム共に
1oプラ板を2枚張り合わせています。

これらのフレームは、
アルミの鋳造風に仕上げようと思います。




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Fig. 4B-4 コンソールパネルの切出

コンソールパネルを製作します。
これは、板金(アルミ製?)製という設定です。

同じく、CADで製図した図面を
プラ板に貼り付け、切り出します。

細かい切抜きが楽なように
0.5oブラ板を表面用に用います。

裏面用は、切り抜き部分を少し大きめに加工した
1oプラ板を用います。


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Fig. 4B-5 コンソールパネル 接着後

2枚を接着すると
こんな感じになります。

1o厚のプラ板は補強用です。


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Fig. 4B-6(a) 計器バネルの製作

(毎度の)真ちゅうパイプから
穴開工具を自作し、
0.5oプラ板をくり抜きます。


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Fig. 4B-6(b) 計器バネル 完成

切抜いた枠は、0.5oプラ板に貼り付け、
(枠に沿って)穴を再加工します。

貼り付けた計器類の枠は
ヤスリで薄く削ります。


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Fig. 4B-7(a) 計器バネル 枠の製作

計器類の縁取りを作ります。

伸ばしランナーを
真ちゅうパイプに巻き付け、
ナベで30秒ほど茹で、
巻き癖を付けます。


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Fig. 4B-7(b) 計器バネル 枠の加工

カッターで切れ目を入れると
C字型の細い輪が出来ます。


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Fig. 4B-8 計器バネル 枠の接着

製作した縁取りを、
計器の枠に接着します。


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Fig. 4B-9 計器バネル ディテール

”計器類はパネルにネジ止めされている”
と言う意味にするため、
枠部分にディテールを入れます。

更に、周囲にパネルを追加すると
こんな感じになります。




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